はじめまして。照井遼と申します。私は2018年2月に結婚を機に我孫子市から引っ越してまいりました。松戸市で新生活をスタートしようと思った理由は、行政が子育て支援に力を入れていることや都心へのアクセスのしやすさなどに魅力を感じたからです。6年以上生活する中で、松戸駅前の治安の問題など、課題も目にすることが多くなりました。市内の人口が50万人を超えたように、松戸はポテンシャルにあふれた街です。あらゆるライフステージの人がその魅力を感じられ、より安心・安全な街づくりをすることで、持続可能性を高めていきたいと考えております。そのためには、より多くの皆様の声に耳を傾け、声を形にしていく必要があります。松戸市のあらゆる「可能性」を実現し、「課題」については解決に導けるよう尽力する覚悟です。皆様と一緒に松戸市の明るい未来を照らしてまいりたいと決意しております。
私が特に力を入れたい政策は、外国人政策です。
総務省が2024年7月に公表した2023年12月時点での在留外国人統計によると、松戸市には 20,477人の外国人が居住しています。全国の市区町村単位でランキングにすると、21位に入ります。(1位が東京都新宿区で44,847人です。)今後も中長期の在留資格を持った外国人が増加する傾向は続くものと思いますが、「より良い共生」の道を探っていく必要があるのではないかと考えております。すなわち、彼らの母国との文化や慣習の違いから生じる誤解や偏見を解くための支援と教育に力を入れる必要があるのではないでしょうか。具体的には、外国人労働者を雇用する松戸市内の企業が外国人本人に対して行う「生活オリエンテーション」や、町会単位で実施する住民と近隣の外国人との交流会などの推進と支援を行っていきたいです。また、将来的に永住外国人等の増加が見込まれております。行政として彼らの人権を保護することは当然の前提ではありますが、外国人特有の事情により社会保障やひいては生活保護費の負担も増すことが考えられます。在留資格に関して精通した行政書士を相談窓口に設置するなどして支援体制を確保することで、彼らが自立した生活を送ることができるようバックアップする必要があると考えます。
次に、行政書士や税理士、公認会計士、司法書士、弁理士などの士業が連携して起業を支援する体制を構築します。松戸市には多くの優れた人材がいますが、起業に対する支援が不足している現状があります。「まつど創業塾」などの特定創業支援等事業による起業家支援で、全8日間のカリキュラムが組まれておりますが、きめ細かく双方向的な支援であるとは言い難いものです。起業家それぞれの課題に即して専門家が支援を行い、事業が継続的・安定的なものになるよう、起業家を育成し、地域経済の活性化を図ることで、新たな雇用が創出する仕組みを作りたいと考えております。夢を実現できる環境を整えることが、松戸市の発展につながると信じています。
また、頻発する災害や危険事象に備え、安全・安心づくりを推進します。地域の防災力を高めるために、住民の皆様と連携し、避難訓練や防災教育を充実させることが必要であると考えております。ハードとソフトの両面を整備し、松戸市がより住みやすい街になるよう努力してまいります。市民の皆様と共に考え、行動することで、松戸市の明るい未来を築いていきたいと考えています。
住む人全員が満足できる松戸市を創ってまいりますので、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。
千葉県松戸市照井りょう