【市政コラム】あなたの「保活」は何点?アナログすぎる点数計算の壁と、現役世代を救うDX
2026年7月8日
こんにちは!闘う行政書士の照井りょうです。
共働きが当たり前となった現代、子育て世代の前に立ちはだかる最大の試練が「保活(保育園探し)」です。
そして、その保活を最も過酷なものにしているのが、入園の優先順位を決める「点数計算(利用調整基準)」の複雑さではないでしょうか。
「うちは両親ともフルタイムだから大丈夫でしょ?」と思っていませんか?
実は、激戦区である松戸市の駅周辺などでは、「両親フルタイム(100点満点)は当たり前。そこからいかに加点を稼ぐかの勝負」という過酷な現実があるんです。
まずは、役所の分厚い冊子をめくらなくても、ご自身の状況を当てはめるだけで概算がわかる「自己採点シート」を作りました。
ぜひパパ・ママの状況を思い浮かべながら、手元で点数を足し算してみてください!
1分でわかる!保活点数チェックシート
以下の点数を足し算して、ご家庭の「持ち点」を計算してみましょう!(※本シートは簡易版です)
【STEP1】パパ・ママの基本点(それぞれ加算)
- ・週5日・1日8時間以上(フルタイム): 50点
- ・週5日・1日6時間以上(時短など): 45点
- ・週4日・1日6時間以上(パートなど): 40点
- ・疾病、障害、産前産後など: 50点
- ・求職中(これから探す): 10点
【STEP2】特別な事情(当てはまるものを加点・減点)
- ・ひとり親家庭である: +10点
- ・兄弟姉妹が希望園に在園中: +5点
- ・認可外やシッターを有償利用中: +2点
- ・祖父母が同居(または近居): -3点
あなたの診断結果は?
■ 100点以下の方【ピンチ・要対策】
激戦区では両親フルタイム(100点)が最低ラインになることが多いのが現実です。認可外保育施設や幼稚園の預かり保育など、別の選択肢も並行して探しましょう。
■ 100点ちょうどの方【激戦必至】
100点同士が並び、居住年数や所得の低さなどで勝敗が決まる厳しいラインです。希望園は第6希望までしっかり幅広く書きましょう。
■ 102点以上の方【有利・油断は禁物】
「フルタイム共働き+加点」があるため有利な立ち位置にいますが、油断せず確実な園選びを!
■ なぜ親たちがここまで疲弊しなければならないのか?
いかがでしたか?ご自身で計算してみて、「えっ、うち100点ピッタリだけど大丈夫かな…」「加点をもらうために、あえて一度高い認可外に預けなきゃいけないの?」と不安になった方も多いのではないでしょうか。
実際の保活では、この点数を1点1点役所に証明するために、信じられないほどのアナログな壁が立ちはだかります。
終わらない紙の書類集め: 夫婦それぞれの職場に頼み込んで「就労証明書」を紙で発行してもらう手間。
不透明なボーダーライン: 過去に何点以上の人がその園に合格したのか(最低点)が分かりにくく、何度も役所の窓口に足を運んで確認しなければならない現状。
仕事と育児、家事の両立でただでさえ寝る間もない現役世代に、このような「複雑な書類作成と情報戦」を強いるのは、行政の怠慢と言わざるを得ません。
古いやり方に縛られた役所のシステムが、若い世代の大切な時間を奪っているのです。
■ 行政書士だからこそ提案する保活のDX化
複雑な許認可や書類作成のプロである行政書士の目から見れば、この保活の手続きはムダだらけ、改善の余地しかありません。
私は以下のような「保活DX(デジタル化)」を実現していきたいと考えています。
1. スマホ完結の申請システム: マイナンバーカードを活用し、紙の就労証明書を廃止。オンラインで一発申請。
2. AIによる自動シミュレーション: 家庭の状況を入れるだけで持ち点が自動計算され、「受かりやすい園」をAIが即座に提案するシステム。
3. 過去のボーダーラインの完全公開: 各園の過去の入園最低点数をウェブ上でオープンデータ化し、誰でも見られるようにする。
親が「書類集めや情報収集」に追われるのではなく、安心して「子育て」に専念できる松戸市にアップデートしてまいります。
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